外国人児童生徒支援研修会 「未来の富士宮市の教育~多文化共生の視点から~」

2013.02.01

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11月から、地域に暮らす外国人と交流しながら日本語をサポートする際の接し方や、日本語指導の基本を学ぶことを目的とした「外国人日本語支援ボランティア養成講座」を開講しています。

今回の研修会は、講座受講生、教職員、日本語ボランティアスタッフを対象に、静岡大学教職大学院准教授・矢崎満夫氏を講師に迎え、養成講座拡大版として、外国人児童生徒支援研修会「未来の富士宮市の教育~多文化共生の視点から~」として行ったものです。

CIMG5414矢崎准教授は、静岡県教育委員会との協働で「日本語初期指導カリキュラム」を開発し、当該カリキュラムの指導者研修会を県内各所で開催したり、静岡市教育委員会と連携し、学校教職員、日本語指導が必要な児童生徒、外国人保護者の三者を支援するための教材・資料を開発したりしています。また、小中学校で日本語や教科の学習支援等を行うボランティア団体「NPO 法人ONES」を運営、ボランティア学生の育成に当たってもいます。
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この講座では、静岡市の事例を出したり、グループワークでは実例をもとに、シュミレーションしていき、対策を話し合ったりしました。学校教職員や日本語支援ボランティアとの関係や、必要性、お互い思う事などが分かったのではないでしょうか。また、何が学校や行政で必要なのか、その方向性を導き出すことができたろう感触がありました。