国際理解力向上事業「ブラジルを知ろう」

2016.07.16

ブラジル リオ五輪を目前に控え、
また、富士宮市に在住する外国籍市民の中で
1番多く占めるのはブラジル国籍であることから
ブラジルの文化を知り、より理解を深めることを目的に開講しました。

7月16日(土)午前10時~午後12時半
富士宮駅前交流センター会議室1にて
富士宮市市民交流課市民交流係が担当し、
ブラジル出身で静岡県多文化共生課国際交流員である
モライス・アレシャンドレさんを講師にお迎えしお話しをうかがいました。
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スライドを用いポルトガル語の挨拶から始まった講座のトピックスは多岐に渡り、
ブラジルの国土・歴史・人種・食べ物・学校制度・音楽…と、
流暢な日本語でわかりやすく解説する姿に、
講座終了後の参加者の雑談からは、
「あの人は本当に頭のいい人だね」などとため息を漏らす姿も見られました。
日系人という言葉から、日本からの移民がもっとも多いと思っていたところ、
実は1番はイタリアだそうで、これには参加者からも驚きの声があがっていました。
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1時間の座学とその後の質問タイムの間、
調理室では同時進行で日系ブラジル人の皆さんがボランティアとして、
ブラジル料理を用意してくださっていました。
メジャーな料理ということで、
ラザニア・ポテトサラダ・飾り寿司のようなライス・プリンが振る舞われていました。
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オリンピックを前にして、
TV等ではブラジル料理の特集も多く組まれていますが、
バラエティー番組ではおおげさに報道されることも多く、
この日料理を口にするまでは、
食べられるか不安だった参加者も少なくなかったようです。
協力してくださった日系ブラジル人の皆さんが
メニューや味付けに配慮してくださったこともありますが、
食後の感想は「おいしかった」の合唱でした。
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食事には、引き続きモライスさんも参加してくださいました。
楽しい食事と相まって、参加者同士の会話も弾み、
モライスさんや日系ブラジル人の皆さんへのフランクな質問も飛び交いました。
参加者の中にはA.C.C.国際交流学園の中国人の留学生も含まれ、
FAIR会員の日本語ボランティアが講座中に補足するなどという交流も見られました。
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講座開催日がたまたま、駅前商店街の十六市と重なったため、
講座開催を知ったおかみさん会の増田会長が
「なにかコラボしませんか?」と声をかけてくださいました。
講座自体はきらら内で完結するようすでに組み立てられていたため、
それでは、ということで、日系ブラジル人のパウラさんに
十六市へ参加してみないかと声をかけたところ、
お子さん2人とともに手作り小物で出店して下さいました。
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講座もそうですが、このような形で一般市民との交流する場が増え、
相互理解が進んでいけば嬉しく思います。
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