国際交流パーティ『ゆかたde宮 with FAIR』
2014.07.13
7月13日(日)外国人に日本の伝統文化を紹介したいとの思いから、人着物連http://kimono-de-miya.jp/ninkimonoren/index.htmlが主催する「ゆかたde宮」の「和ごころupお稽古体験」に参加させていただき、その後きららにてちらし寿司パーティーを行いました。
参加外国人は、FAIR日本語教室を受講しているフィリピン人の奥様とそのお子様たち7組と、ペルー人1人・中国人2人・ベトナム人1人のA.C.C.国際交流学園の生徒さんたちでした。星陵高校の英語部からも8人がお手伝いボランティアとして参加し、スタッフ含め30人を超える浴衣の華が咲き揃いました。
朝9時半。
浴衣を着たら「和ごころupお稽古体験」に さぁ、出発!
富士宮浅間大社の参集所まで、浴衣を着ての街中歩きを楽しみながらいざ移動、という時に、天気予報に反したにわか雨。さて、どうしようかと思案に暮れていたところ、行先が同じだった岳南朝日新聞社の千須和記者と静岡新聞社の鈴木記者がご厚情で参加者をピックしてくださいました。助かりました!
煎茶道は椅子に座ってのお点前。浴衣を着たのが初めてならお茶をたてるのも初めてという参加者。真剣に聞き入っていたものの、お茶に集中すると着物での身のこなしが乱れて裾がはだけるという難しさ。先生から茶道のみならず、浴衣での身のこなしまでレクチュアしていただく人もいました。
午後はきららにてちらし寿司パーティーを開催。
FAIR会員手ずから調理したちらし寿司、さつまいもの天ぷらなどが振る舞われたほか、日本語ボランティアによるシフォンケーキの差し入れには、子供たちも喜んでいました。
お腹が膨れたあとはリクリエーション。
英語で行うジェスチュアゲームでは外国人参加者も星陵高校英語部も本領発揮!渾身のジェスチュアに大笑いしながら、楽しいひと時を過ごしました。
15時には浴衣から洋服へチェンジ。
慣れない和装にさぞかし疲れただろうと尋ねると、「全然疲れていない。楽しかった!」「(茶道は)精神の修行をした!素晴らしかった!」と笑顔、笑顔。
夏はこれから。浴衣を着る機会はこれからです。
祭りにデートに夕涼みに・・・これを機に浴衣で日本文化を楽しんでいただけたら嬉しいです。
最後になりますが、浴衣を無償で貸し出してくださいましたFAIR会員有志の皆様、ありがとうございました。また、初めての試みに、快く賛同しお力を貸してくださった人着物連の皆様、この場をお借りしてお礼申し上げます。(事務局 吉野)
*こちらからも写真をご覧いただけます:富士宮市国際交流協会事務局facebookページ