世界の料理教室「中国東北地方正宗餃子」

2013.06.29

6月29日(土)西公民館にて、今年度第1回めの世界の料理教室を開催いたしました。
キャンセル待ちとなる、人気講座となりました。
IMG_0865講師の王桂芬さんは、中国語講師の楊さんのお母様です。
日本語は話せないため、通訳を介しての講座になりましたが、逆にそれがより「本場」感を味わえた様子です。

受講者数は会員、一般合わせて14人(1人欠席)。

新しい料理を憶えたいという人はもちろん、中国語を学習中の人、お料理好きなフィリピン出身の人、中国人だけれど餃子を作ったことがないので憶えたい、という人と集まった人も様々でした。

IMG_0683まずは、餃子の皮から作り始めました。

中力粉を山にして、火口を作り、そこに微温湯を少しずつ注いで混ぜていきます。
だいたいお椀に3杯弱くらいで、いい感じにまとまってくるので、ここでこね始めます。
生地がなめらかになったら、丸くまとめ布巾をかけて休ませます。

IMG_0711 生地が休んでいる間に中にいれる具をつくります。

 野菜はひたすらみじん切り。
 まずは、肉に調味料をいれて行きます。野菜と合わせるのは、包む間際がいいということでした。
 

IMG_0764具は2種類。

 セロリと合挽き肉、そして豚肉、炒り卵、エビと韮の合わせたものです。


餃子拍手 餃子の生地を分けて、具を包む皮を作ります。
 ここで、王老師の玄人技が披露され、歓声が上がりました。
丸い生地の中心に手をいれて行き、ドーナッツ状にし、それを伸ばして長い棒にします。
 大きめのビー玉くらいにちぎり、それを平にして直径10cmくらいの円形にします。
 これで具を包んでいくのですが、日本の包み方と違います。
慣れている包み方でいいですよ、と言われましたが、皆さん王老師の手つきを良く観察して、ちゃんと中国の昔の貨幣型にしていました。


IMG_09332種類の餃子は、焼き餃子と蒸し餃子にしました。
茹でて作る方法もありますが、もう少し上手になってからの方が良いようです。
皆さんの好みは、韮がたっぷり入った焼き餃子がお好みでしたが、日本の味に似ているからでしょうか?
実は中国では餃子にニンニクは入れません。
好みでつけて食べるだけなのだとか。これにはちょっと驚いた人も多かったです。

餃子スタッフ王老師は来月下旬に帰国するということ。
「みんなで作った餃子教室、良い思い出です」と話していました。

(文:文化交流委員会・塩川)

お料理教室の様子はフェイスブックにも多く掲載いたしましたのでそちらもご覧ください。fb[1]

中国人の王先生から、フィリピン出身のマエダさんへバトンタッチ。
7月28日には西公民館で国際理解講座『フィリピンママと漫画家パパ 国際結婚よもやま話』が開かれます。
マエダさんの日本人のだんな様がフィリピンと日本の”よもやま話”をしてくださいます。
7月4日午前9時から、事務局にて電話受付開始です。お楽しみに!
                   講師